【iPhone】自分に合ったモバイルバッテリーの選び方【Android】
スマホのモバイルバッテリーって種類が多すぎてどれを買っていいのかすごく迷う…。
いろいろ調べてみたので、自分に合ったモバイルバッテリーの選び方として残しておく。
購入前に知っておくべきこと
バッテリー容量
モバイルバッテリーを選ぶ上で最も重要なのは容量です。
この容量によってスマホをどれくらい充電できるかが決まってきます。
例えば、大容量と謳っている製品には13000mAhの容量のものがあります。
この容量であれば、iPhone 5なら約5回、Xperia Aなら約4回、Galaxy 4Sなら約3回フル充電できます。
この充電回数は各スマホのバッテリー容量によって変わるので注意してください。
スマホの使用頻度
これも重要なポイントです。
スマホを使っていてどれくらいバッテリーを消費しているのかを思い出してみてください。
「普段は50%くらいだけどたまに0%まで使い切ってしまうことがある」という人は、モバイルバッテリーは何かあったときの保険のようなものなので、容量の小さい製品で十分だと思います。
1回フル充電する容量もない製品でも、その日を乗り切ることができるのではないでしょうか。
容量が小さくなると、安くなることはもちろん小さく軽い製品が多いです。
いつも持ち運ぶものなので、自分の使い方に合った容量を見定めて、小さくて軽い製品を安く買いましょう。
サイズ
先程少し触れましたが、サイズ(大きさ、重さ)も考慮しておいた方がいいです。
容量が大きくなるほどサイズが大きく重くなる傾向があります。
容量とサイズの優先順位を決めてバランスのとれた製品を選びましょう。
充電速度
製品によって充電にかかる時間が異なります。
これは出力によって決まります。要はどれくらいパワーを持っているかということです。
最近は出力が1Aの製品が主流で、急速充電を謳う製品には2.1Aのものもあります。
少し古い(?)製品だと500mAという出力の低い製品もありますが、これはやめておいた方がいいと思います。
僕はiPhone 5sに変えてから使えなくなりました。
iPhone 4Sで使ってたモバイルバッテリーがiPhone 5sで使えなかった件 - 逢えず鳥
また、先程「出力が1Aや2.1Aの製品がある」と書きましたが、2.1Aの方が1Aよりも必ず速く充電できる訳ではないようです。
この出力はあくまでも最大出力なのです。
実はスマホ側からこの出力値を制御しているので、2.1Aの製品を使っていても実際には1Aの電流しか流れていないこともあります。
この出力の制御はスマホによって異なるのでなんとも言えませんが、1Aの製品を買うのが無難で最良な選択かと思います。
どうしても急速充電したい人は下記のサイトを参考にして、アダプターなどにもこだわってみるのもいいかもしれません。
知らなきゃ損するiPhone、iPad、Android、タブレットなどの急速充電の仕組み - 瀧(TAKI,Yasushi)/紅呪(kohju)のBlog
コネクタ形状
モバイルバッテリーに付属しているケーブルの多くはMicro USBです。
Androidの人は問題ないけど、iPhoneは独自のコネクタを使用しているのでそのままでは使えません。
iPhone 5以降であればLightningコネクタですね。
ポイントはMFi(Made for iPhone)というAppleが認証している製品を選ぶこと。
そうでない製品だと全く使えない場合があるので注意してください。
僕のおすすめはケーブルではなく変換アダプターです。
Micro USBをLightningに変換してくれます。
これを持っていれば、モバイルバッテリーの充電が切れてしまった時にAndroidユーザーの友達のモバイルバッテリーを借りることができるし、その逆の貸すこともできます。
この製品は買ってみてレビューしたので興味があればご覧ください。
【人柱】Lightning - Micro USB変換アダプタ 認証品と非認証品を買ったので比較してみる - 逢えず鳥
おすすめモバイルバッテリー
前置きが長くなってしまいましたが、以上でモバイルバッテリーを選ぶポイントがわかったかと思います。
ここからはいろいろ調べた中で僕がおすすめするモバイルバッテリーを紹介します。
モバイルバッテリーを買う気がない人向け
これだけモバイルバッテリーについて説明しといてあれですけど、「モバイルバッテリーって高いし、邪魔になるから必要ない」って人も多いと思います。
こういう人はモバイルバッテリーは買わずに友達のを積極的に借りましょう。
仲のいい友達なら貸してくれるし、険悪になるような貸し借りでもないでしょう。
ただし、iPhoneユーザーの人は先程書いたようにMicro USBケーブルだと使えないので、Lightning変換アダプターぐらいは持っておくと良いでしょう。
これなら小さいので鞄の中で邪魔になることもありません。
普段は使わないけどいざという時のために持っておきたい人向け
容量 | 出力 | サイズ | 重量 | 価格(参考価格) |
---|---|---|---|---|
3000mAh | 1A | 108x22x22mm | 約73g | ¥1,699(¥4,999) |
- 鞄に入れて持ち運びやすいスティックタイプの形状
- 73gという軽さ(ちなみにiPhone 5sは112g)
- このサイズで3000mAhの容量(iPhoneを一回フル充電)
- 過充電防止機能(スマホのバッテリーに悪影響を与える過充電を防止)
- 1年保証付
容量・サイズのバランスがとれていて、スティックタイプの形状で鞄の中でも邪魔になりません。
しかも1,699円というお手頃価格。
Amazonのレビューでの評価も高く、「大容量製品のサイズや重さに不満があって買い換えた」という人が多いですね。
1日に何度も充電したい人向け
容量 | 出力 | サイズ | 重量 | 価格(参考価格) |
---|---|---|---|---|
13000mAh | 1A + 2.1A | 147x62x22mm | 291g | ¥2,980(¥9,800) |
- 13000mAhとい大容量(ほとんどのスマホに6回以上フル充電)
- 厚さが22mmと大容量の割りに薄い
- デュアルポート(2.1A + 1A)(同時に2つの機器に充電)
- 合計出力は2.1A(PCでの充電に比べて約4倍程度速く充電)
- 18ヶ月保証
かなりハイスペックな製品です。
13000mAhという大容量で困ることはないでしょう。
Ankerはモバイルバッテリーでは有名なメーカーなので品質的にも安心できる。
また、Amazonでのレビューが多く評価も高いので、大容量バッテリーが欲しい人には最適な製品だと思います。
かわいいものを持ち歩きたい人向け
容量 | 出力 | サイズ | 重量 | 価格(参考価格) |
---|---|---|---|---|
10400mAh | 1A + 2.1A | 117x74x23mm | 258g | ¥3,750(¥6,980) |
- かわええダンボーとのコラボ
- 大容量の10400mAh
- デュアルポート(2.1A + 1A)
- 安全安心設計(自動停止機能付き)
モバイルバッテリーは簡素なデザインの製品が多いので、こういったものは珍しいですね。
かなり人気があり、一時期は販売中止していました。
かわいいだけでなく品質・性能面もきちんとしているので、ちゃんと使える製品だと思います。
結局一番のおすすめはどれ?
この中で一番おすすめなのはRAVPower RP-PB08のモバイルバッテリーですね。
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価格・容量・サイズ・デザインのバランスがここまでとれている製品は他にはない気がします。
ほとんどの人にとってこれがベストな製品だと思います。